1972年に発掘調査され、石室内の極彩色の人物壁画などが
発見され、当時の話題となった奈良県明日香村の
高松塚古墳。
古墳の大きさとしては、それほど大きくはありませんが、
古墳の形は円形をした2段の円墳になります。
被葬者についても定かなことはわかっていません。
石室内には、
玄武、青龍、太陽、女子群像、男子群像、白虎、月などの
壁画があります。南側にあったであろう朱雀は盗掘穴があったため、
確認されていません。
発掘調査後、空調を使って、壁画が退色したり、カビが発生しないよう、
細心の注意が張られていましたが、予想を上回る形で、劣化が進んで
しまいました。
そこで、前代未聞の、古墳石室を解体し、修理し、元の場所に戻して
復元しようというプロジェクトが進んでいます。
昔のものを復元することは、新しく高松塚古墳を作るより、
かなり難易度の高い作業だと聞いています。
(同様に正倉院の宝物の修理復元も難易度を極めるそうです)
作業はまだまだ続くそうですが、先を見守りたいと思います。
被葬者は、1300年以上も後に古墳が解体されるとは夢にも思って
いなかったかもしれませんね。
工事の詳細について(文化庁HP)
http://www.bunka.go.jp/takamatsuzuka_kofun/index.html
by
にんにん
更新:2007/04/12 20:48 作成:2007/04/12 12:14