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ソウルの地下鉄は、国鉄線乗入れの区間も含めると、東京を上回る路線距離を持っています。番号付きの路線が1~8、ほかにブンタン(盆唐)線、チュンアン(中央)線、仁川1号線とあり、運賃はもちろん共通ですが、運営主体はいくつかに分かれています。近年、何度かの値上げが行われ、初乗りは1000wになりました。円安ウォン高もあるので、東京の電車とあまり変わらなくなってしまいましたが、T-moneyと呼ばれるICカードを使うと、100w安くなります。何度も乗るような人、いちいち小銭を用意するのが面倒な人にはありがたいアイテム。窓口で「T-moneyチュセヨ」と言えば買えますが、その料金はデポジット分だけなので、その場で「チュンジョン(充填)」つまりチャージもしましょう(自販機横の機械でもできます)。地下鉄に乗る時に気をつけたい点1号線、ブンタン線、チュンアン線を除くと、電車が右側通行です。日本の普段の感覚で乗ろうとするとちょっと面食らいます。行き先表示にも注意しましょう。上記の理由から、うっかり反対方向に乗ってしまわないよう、自分の行きたい場所の方向の主要駅、終点駅はどこなのか確かめてから乗ることをおすすめします。また、韓国鉄道に乗り入れている1号線は、南部が仁川方面と天安(チョナン)方面に分かれています。今回、国鉄乗入れのチュンアン線に乗ってみました。「中央」とはいいながら、市街地のすぐ近くに踏切小屋のある踏切を通ったり、東郊に出ると畑や牛小屋が見えたり、都会ムードからひと時離れられるおもしろい路線でした。終点のトクソ(徳沼)あたりは団地や住宅地が造成されつつありますが、電車の本数はまだあまり多くないので、郊外まで乗るときは時間に余裕をもった方がいいでしょう。夕方は、ソウルの南西に隣接する光明(クァンミョン)で、野趣あふれる鶏料理でした。「ヨンチョンウォンドゥマク」という名前で、高速道路はすぐそばを通っていますが、ひとりではとてもたどり着けないような場所。知る人ぞ知るという感じで、車は何台も来ていました。簡素な小屋のようなスペースで、鴨のすき焼き(写真)、漆の木と一緒に煮た鶏鍋を食べました。鶏鍋の汁で炊いたお粥もいい味でした。漆と鶏という発想がどこから来ているのか分かりませんが、身体に良さそうな感じがします。その後、この店へ案内してくれた、チュさんの親友宅にお邪魔して、メクチュやソジュを飲み交わしました。またしても深夜帰還です。