ネットに公開ネットに公開 るるぶ広場に公開るるぶ広場に公開 るるともに公開るるともに公開 非公開非公開
るるぶ広場
DSC00364.JPG
筋鉄さん

<<2008年12月>>
30123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031123
45678910

アクセス数:0000021109

筋鉄日誌
筋鉄(“筋金入り鉄っちゃん”の略)が、出かけたり鉄道に乗ったりおいしいものを食べたりの記録と、その他雑感を綴ったものです
DSC06922.JPG : 146,487byte : 800 x 600
隧道開削時の生き証人、増田米孝さんと「大天狗」
DSC06951.JPG : 137,785byte : 800 x 600
「小天狗」と小松倉の皆さん
DSC06967.JPG : 21,246byte : 800 x 600
狭い谷を埋める霧に朝日が当たる

10月23日、旧山古志村の小松倉へ行ってきました。
今回は、中越地震から3年目ということで行われた「OKOSH!ウォーク」に参加してきました。
昨年7月に山古志を訪れた時は、国道291号線が復旧工事中でしたが、今はそれも再開(下の方でルート付け替えの工事が行われていましたが)、竹沢(山古志支所がある)から大久保、池谷、種苧原(たねすはら)方面へ通じる羽黒トンネルも開通しています。

長岡駅から車で40分ほど、小松倉の奥にある中山隧道の駐車場が集合地点。
主催の1人である「やまこし道楽村」の大姉(おおあね)さんのご挨拶があった後、きちょっぱ街道ウォークがスタート。
「きちょっぱ」というのはオオバキスミレのこの辺りでの言い方で、小松倉の国道291号を集落に幸せをもたらす道として「きちょっぱ街道」と名付けたのだそうです。黄と黄緑のキレイな幟も立っていました。

小松倉の集落を抜け、大天狗さまのところへ。
小松倉の少し手前、ちょうど小山を越すあたりの道端に「大天狗」と彫られた1mに満たない高さの石が据えられています。何も言われないと見過ごしてしまいますが、いわゆる「山の神」です。
この「大天狗」、地震の際にも、両脇の斜面は崩壊したのに、ここだけ崩れ落ちなかったという逸話があるとのこと(以前は尾根道のあるもう少し高い場所に置かれたそうですが)。
その意味では、小松倉の人たちを守る「塞の神」というだけでなく、この道を通る人々にとっての「道祖神」でもあるといえましょう。
国道復旧工事後も、コンクリの覆いの下でしっかり往来を見守っています。

ここから、今度は「小天狗」さまを奉じて、中山隧道へと引き返します。
大天狗はもともと修験者で、鼻が高いといわれますが、小天狗は烏のような顔と羽を持っています(だから烏天狗ともいう)。そのような人が、山に籠もっていたのが天狗と言われたのか、それは定かでありませんが。
以前には「小天狗」も近くにあったという話ですが、地震を経て残っているのは大天狗のみ。
そこで、新たに小天狗もこしらえられました。
小松倉には「中山隧道」という、集落の人々が16年をかけて造り上げた日本最長の手掘りトンネルがありますが、ここに「小天狗」をお祭りし、「山の神=大天狗」から「きちょっぱ街道」を経て「小天狗=山の民」の繋がりに思いをいたすというのが、今回のイベントの本旨とのこと。

70kgあるという「小天狗」さま、さすがに担いで歩くわけにはいきません。
そこに登場したのが、元区長さんとオープンのジムニー。
かなりの年季が入っていると思ったら、昭和54年に小松倉を訪れた田中元首相もこの車で案内したのだそうです。
小天狗さまはジムニーさまで、そして参加者たちはまたてくてく歩いて、今度は中山隧道の向こう側まで行きます。トンネルを越すと、先は旧広神村(今は魚沼市)です。
隧道出口のそばで、小天狗の奉納の儀が宮司さんのもと執り行われた後、もとの駐車場に戻って、小松倉のお母さんたちの作ったおにぎり、けんちん汁のお昼をいただきました。
そして小松倉集会所に移り、復旧工事の際の秘話、天狗と道祖神についての解説を聴きました。
散会後は、虫亀集落で棚田を眺めたり、角突きの牛に遭ったり。山古志支所での追悼式典にも参列しました。

夜は小松倉で、おいしい昼ご飯を作ってくれたお母さんたちの1人、小川さんのお宅「農家民宿 二前田」へ。
新米のご飯、山のおかずもさることながら、話をしながら夜が更けていくと、田舎の親戚の家に遊びに来たようで、何だかいいところだなあと感じるのでした。
しーんと静まった夜、朝早く起きて連れていってもらった、山と谷と霧の光景も印象深いものでした。

頒けていただいた棚田米も、うちでおいしく食べています。
また違う季節に訪ねることと、来年の角突きを見ることが次の目標です。

(↓共催の、よりみち街道「中越」クラブ サイト内の記事)
http://www.yorimichi-club.jp/katudo/02c-26.html
by 筋鉄 更新:2008/02/13 15:05 作成:2007/10/24 19:09

コメントを書く

     
※ このブログはコメントの編集・削除はできません。内容を良くご確認の上投稿してください。

名前(必須) メールアドレス
本文(必須) 

添付ファイルアップロード

添付ファイル1
 コメント
添付ファイル2
 コメント
添付ファイル3
 コメント