6月14日に発生した岩手宮城内陸地震のあと、土石流の被害に遭った駒の湯温泉では7人の行方不明があって安否が気遣われましたが、翌15日午後、3人の遺体が発見されました。
その中の一人が岸 由一郎さんでした。
交通博物館の学芸員を務めてきた岸さんは、その能力を買われて昨年10月新たに開館した鉄道博物館でも活躍されました。
また、地方の中小私鉄などで消えゆく車輌や設備などの、保存運動、資料収集や記録も数多く手がけています。
今回も、昨年3月で廃止となった「くりはら田園鉄道」の設備を活用するべく、地元栗原市の方などと会議のため訪れていたそうです。
岸さんとは仕事の関連でお付合いがありましたが、より個人的な関心領域で鉄道の話をしたかったということ、そして鉄道博物館でお会いできなかったことが悔やまれます。
有為な人材というだけでなく、彼の行動と人物は多くの人を惹きつけました。鉄道関連のサイトや掲示板ではかなりの書き込みが見られました。
鉄道界には大きな損失ですが、まずは岸さんのご冥福を祈ります。
by
筋鉄
更新:2008/07/02 11:27 作成:2008/06/16 20:52