年末の廃止が決まっている高千穂鉄道の高千穂駅で、高千穂鉄道復活支援のイベントに参加してきました。
2005年9月の台風14号による増水で2つの鉄橋が流され、復旧が断念されてからは、被害の少なかった日之影温泉-高千穂間で運行再開しようと、地元を中心に動きがあったものの、神話高千穂トロッコ鉄道が高千穂あまてらす鉄道と変わり、鉄道公園として高千穂-天岩戸で保存運転をするところから、将来の鉄道復旧を目指していく――という方針になっています。
10月26日、ホーム横手の、稲が刈り取られたあとの田んぼにステージが設けられ、その前に確保された足場の上に並べられたパイプ椅子に、数百人の観客が集まって、米良美一さんのチャリティコンサートが行われました。
http://www.torokko.jp/?page=13
高千穂あまてらす鉄道の代表である、ノンフィクション作家・高山文彦さんの挨拶では、アマテラスの隠れた天岩戸が、アメノウズメの踊りによって開いたように、アメノウズメの名代である米良さんのコンサートが再び光を見るきっかけになることを願う、といったことを話されました。
米良さんの代表曲である「もののけ姫」に始まり、イタリアやフランスの歌曲、賛美歌、日本の歌、10曲あまりを歌い、合間には宮崎弁でのしゃべりもありました。意味の全部までは分かりませんが、とても活き活きとした言葉でした。
断続的に降っていた雨は途中で上がり、風が出て冷えたものの、素晴しい内容に、この場面に居合わせて良かったと感じました。
最後には、近年力を入れているという「ヨイトマケの唄」も。
アメノウズメの踊りの代わりに、高千穂の地に響いた力強い槌音は、この鉄道復活へというイベントにもふさわしいものだったでしょう。
by
筋鉄
更新:2008/10/29 12:28 作成:2008/10/28 00:47